軽量ロボット開発スタートアップの「ky体育機器人(ROKAE)」がこのほど、4億元(約73億円)の戦略的資金調達を完了させたことが分かった。出資者は畜産事業を中核とする複合企業「新希望集団(New Hope Group)」。調達した資金は、中核部品などの研究開発力向上や研究員拡充、海外販売強化などに充てる。研究開発を進め、自社標準ロボットの適用分野拡大を図りつつ、グローバル展開を加速させたい考え。
一般家庭の必需品として使われる包丁やはさみには、あまり知られていない複雑な製造工程がある。原料を完成品にするまでには冷熱加工の数十に上る細かい工程があり、鋭い切れ味、使いやすさ、滑らかな手触りを実現するのは容易ではない。従来の工程では、溶接や鋳造などによる成型後に研磨、艶出し、刃付け、面取りといった仕上げが施され、検査を経て出荷されていた。